今回はこれから照明を交換するときに「いったいどのLEDを選んだりいいの?」というみなさまのお悩みに少しでもお役に立てそうなことについて書いていこうと思います。
まず最初に明るさの基準について、白熱電球を購入するという前提で考えてみます。
白熱電球を買う時には、白熱電球40形や60形とか、〇〇形の数字を見て決めていたと思います。この部屋は明るいほうが良いから60形、廊下はそんなに明るくなくていいから40形など。
LED電球の場合、40形相当や60形相当と書いてある場合もありますが、明るさの基準=lm(ルーメン)という数値で表示されています。
白熱電球40形相当のLED電球であればだいたい485lmくらい、白熱電球60形相当であれば810lmくらいのものが各社から販売されています。
取り付ける場所にもよりますが、いまの明かりでは少し暗いなぁと思われる場合は、いままでより一段階明るめのものをお選びになるのがおすすめです!
次に電球の色について。
白熱電球の場合は橙色(人によって感じ方は違うかもしれませんが、黄色またはオレンジっぽい色ですね)の一択でしたが、LED電球の場合は、橙色、それよりやや薄い黄色、白色、それよりもう少し青白色など、色の再現度が白熱電球よりも幅広いんです。
実際に売られているLED電球のパッケージには、電球色や昼白色、昼光色などと書かれているものが多いです。
これらの電球の色は、色温度=K(ケルビン)で表示されています。
大手メーカーのパナソニックのパッケージでいうと、電球色=3000Kは橙色、昼白色=5000Kは緑色、昼光色=6500Kは青色で表示されています。
他メーカーやLEDの種類によっては上記色温度に加えて、温白色=3500K、白色=4000Kという色温度や、一般的な電球色より橙色がより強い電球色=2700Kなどもあります。
色温度については数字の小さいほうがより橙色が濃く、そこから黄色、薄黄色、白、青白となるにつれて数字が大きくなると覚えておけばいいと思います。【2700K→3000K→3500K→4000K→5000K→6500K】
ちなみにJISの規格区分では色温度は下記のようになっています。
「電球色2600-3250K」「温白色3250-3800K」「白色3800-4500K」「昼白色4600-5500K」「昼光色5700-7100K」
メーカーによって使われている色温度が異なる場合もありますが、電球色=3000K、昼白色=5000K、昼光色=6500K、がよく使われている色温度です。
これだけ色温度の種類があることが分かってくると選ぶときに余計に迷ってしまいそうですね?!
でもご安心ください!
ここからはそれぞれの色温度について適したお部屋や使用シーンをご説明していきますので、LED選びの参考にしてみてください。
【電球色】はリラックスできる場所、食材が美味しそうに見える場所に使われることが多いです。
リビングや寝室など、くつろいでリラックスするための部屋に適しています。
→応接室、浴室、トイレなど
【温白色】は電球色と白色の中間に位置し、電球色ではリラックスしずぎ、白色では光が強すぎると感じる場所に使われます。
リビングなど、団らんするシーンやダイニングなど様々な場所で使いやすい光色です。
→事務所、オフィス、子供部屋、台所など
【昼白色】は白色と昼光色の中間に位置し、強い光が必要な場所に使われます。集中力を高めたい場所で使用すると良いです。
調理をするキッチンやダイニング、メイクなどをする洗面台に適しています。
→事務所、オフィス、作業室、勉強部屋など
【昼光色】は青みがかかった白色、「正午の太陽」くらいの色で、集中力を高める場所や、清潔感が必要な場所で使用されます。
勉強部屋やリビング、読書をする場所に適しています。在宅ワークや子どものリビング学習にもおすすめです。
→作業室、工場、薬局、図書館など
いろいろ細かく書いてきましたが、この場所にはこの色温度と厳密に決まっているわけではありませんので、上記を参考にみなさまの好きな色温度をぜひ探し出してみてください。
「部屋の明かりなんて何でもいいわ」という声もありそうですが、、、
特にお家のお部屋では、家族と団らんをしたり、くつろいだり、趣味を楽しんだりとといった「暮らし」をするための場所ですから、せっかくなら少し工夫をして、ぜひ明かり一つで暮らしをちょっぴり快適に良くしてみてくださいね。
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